窓の外の快晴を眺めていても。
床を見て座っていても、暗い中でため息をついていても。
呼吸は続いて、心臓は動いて、体は生きようとしている。
生命の力には驚かされて、また信じてもいる私です。
本を読んでいてもです。
ふいにその力を感じるときがありました。
いったいどこから?
あの力は湧いてくるのでしょうね?
どこからなのかわからないまま、生命の力を感じた本を、鷹の巣書店ではこの棚に置いています。
ロウソクの科学

1933年:邦題 『 ロウソクの科学』旧版発刊
1986年:改訂版発刊
読書感想文をnoteにUPしてみたところ。
「何に泣かれたのか、気になって最後まで読んでしまいました」とコメントをいただきました。
ラスト6行で泣いた…と書いていたのです。
改めていわれると照れくさいものでした。
「絶対自分では読まない本ですが」という読者さんもいました。
「是非購入して読もうと思います」との読者さんも。
忙しい日常なのをnoteの記事で読んで知っている読者さんもいます。
そんな中、時間を割いて長文を読んでいただき、コメントまで残してくれるのはうれしいものです。
少しは役に立ったのかなと、書き甲斐をいただきました。
ちょいちょいとコメントしてくれる多読の読者さんからは、ファラデーが語る自然界のつながりが、ご自身で3年半も学んできたインドのヴェーダ思想と「まったく同じで感動しました」ときました。
私は長いコメントは好きです。
長考して返信するのですが、こういう入り組んだ話になると、無学な自分が自分で残念な気持ちになったのを覚えてます。
わたしを離さないで

読んだのは8年前。
日本で生まれたカズオ・イシグロ(敬称略)だから、この小説を書けたのかもしれないと漠然と思いました。
ノートに書いてあった読書感想文をnoteにUPしたのは3年前。
まだ10冊分の記事しかない初心者だったので、コメントがきて驚いたのを覚えてます。
「西欧の方が読んだ感覚と、日本人が読んだ感覚でだいぶ違いそうですね」とありました。
「もっと読書を重ねてから再読してみれば、また違う感想も持てるのかな」と返信しています。
で、3年が経った今になって。
読書感想文のほうを再読しました。
文章の拙いところはありますが、読書で感じたことの根っこは、今もそう変わっていないようです。
作中の彼ら彼女らには生命がある。
なのに、その生きる姿を思い返すと、何をもって人間とするのか、…いや、そもそも生命とは何なのか。
当時は漠然としていた問いが、今になってくっきりしてきて、鷹の巣書店ではこの本を『生命』の棚に置いてあります。








